自然と人間が暮らすということ。

動物による農作物被害額は年間153億円にのぼります。

農家の暮らしと人間の食卓を守るため、アルプスを臨む長野では、

年間およそ30,000頭の鹿が駆除され、そのほとんどが廃棄されています。

農業や林業、そのほか人間の生活を守るためにやむを得ず駆除しているいのちを

何とか価値のあるものとして形に出来ないか。

そうした自然と人間との結びを大事にしたいという想いから、

長野県の皮革メーカー様にご協力を頂くことでdear my deerを立ち上げることができました。

Multimedia collage

長野という土地

目前には東に南アルプス、西に中央アルプスが広がる。標高3,000mを超える高峰に囲まれたこの地では、山がはぐくんだ豊かな雪解け水で人々は生活をする。 人々は、知恵を使って中山間地に田んぼを張り巡らし、冷涼な気候を生かしりんごを植えた。金色に実りしなる稲穂、赤く色付いたりんごを目当てに、山から小さな来訪者たちは絶えない。